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BCGの予防接種でコッホ現象が出る!→偽コッホ現象と診断されるまで(前編)

育児 - 子供の病気
接種当日 かかりつけの小児科にてBCG接種

接種後1日目 接種部位が腫れ上がり、小児科受診。コッホ現象の可能性ありでツベルクリン反応検査

3日目 ツベルクリン反応9mmで疑陽性、予防に為の抗結核薬の服用が必要と言われる。

4日目 夫さんと小児科再来院。セカンドオピニオンとして近隣の方医大病院に行きたいと申し出る。まだ薬の服用は開始しませんでした。


保健所から電話がきました。

6日目 小児科からの連絡がいき、地域の保健所から電話があり、コッホ現象の様子や家族の様子、結核既往歴など色々聞かれる。

ツベルクリン反応が9mmであること、反応があまり赤くないことを小児科医からの連絡で知っていた担当してくださった保健師さんは、保健所のDr.とも相談の上で、

「本当に薬は必要かな?」

といったご意見。小児科のDr.と温度差を感じました。

私たち家族への結核の検査もまだ必要かどうかわからないとのこと。
明日医大へ行く予定だと伝えると、その結果を待ちましょうとのこと。
薬はまだ服用しないことになりました。

コッホ現象はどんどん進む。皮がむけてきました(;_;)

接種後3日目
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接種後6日目
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医大病院受診。感染症専門のDr.に診てもらえました。

7日目 医大病院へ。
小児の感染症を専門とされるDr.だったので、頼りになりました。
Dr.曰く、

①ツベルクリン反応は9mmなら陰性。疑陽性と言っていたのは昔のことで、今はその言葉は使わない(かかりつけの小児科医師は確かにご高齢…)
ただ、乳児の場合ツベルクリン反応だけでは確定が難しく、結核陰性が確実とはいえない。

②接種部の腫れが激しいので、コッホ現象が疑われる

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確定するための検査として、二つの検査が提案されました。

T-Spot(T-スポット)という血液検査

乳児でも比較的正確に結核菌陽性かどうかの判定ができるそう。ツベルクリンと違ってBCGや、他の菌の感染の影響を受けないそうです。
ただし、これも100パーセントではない。

胃液中の痰を採取して結核菌検査

これは100パーセント確実に感染の有無がわかる検査。
大人なら普通に痰を吐いて中の菌を調べればいいんだけど、乳児は自分で痰を吐けないので、飲み込んだ胃液の中の痰を採取するのだそうです。

鼻からチューブで!しかも日を置いて三回必要とのこと!大人でも過酷な検査!

判断はお母さんがしてください。

この日すでに12月22日でした。
年末年始もはさみます。
胃液採取の検査の予約をするなら早くしなければ。

「先生ならどうされますか?」
「私なら確実に確認するために胃液採取をします」

………。

どうしてもその場で胃液採取の決断ができませんでした。

とりあえず今日血液検査でT-spot(T-スポット)検査をしてもらう。
その結果を見て、胃液採取の検査をするか決める、としました。

小児科で撮ったレントゲンが曖昧だったとのことで、再度医大で胸部レントゲンと、血液採取をしてもらいました。

「コッホ現象だとしたら、感染の時期は2ヶ月以上前くらいと思われます。
その辺で、感染者との接触の心当たりはありませんか?
今の状況から、まだ薬は飲まなくて大丈夫思うので、結果を待って下さい。
ただ、風邪を引いたりすると、結核との区別がつかなくなるので年末年始は自宅で大人しくしていてください」

「結核感染していたとして、他の人に移す可能性はありますか?他の子供との接触は避けたほうがいいですよね」

「いや、特に症状も出てないし大丈夫ですよ


えーそうなの?
結核って、確かに昔に比べたら不死の病ではなくなったけど、十分恐ろしい印象だったんだけど、保健師さんといい、医大のDr.といい、割りかし落ち着いている印象。

でも、他の人との接触は出来るだけ避けることにしました。
公園や支援センターももちろん行かず、年末年始もジジババの家に行く予定をキャンセル
(ジジババのダメージ大)

年明け2週目に結果を聞きに行くことになりました。
後編へつづきます



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