幸い風邪を引くこともなく、家でおとなしく過ごした年末年始。
医大受診後、保健所からまた連絡があり、医大Dr.の名前を聞かれ(直接連絡を取ってくれるためだそう)ました。
受診結果を伝えると、私の判断通り、T-Spot(T-スポット)検査を待ってからでいいと思う、とのことで、薬の服用は延期になりました。
一応家族の胸部レントゲン撮影を、指定の病院でしましたが問題なし。
ジジババも、T-Spot(T-スポット)検査とは違うQFT検査という血液検査と胸部レントゲンを自主的にしてくれましたが
問題なしでした。
一体どこで感染したんだと、もんもんとする毎日。
モタモタしないで生後5ヶ月ですぐにBCG接種してたら大丈夫だったかもしれないのに…。ごめんね、と自分を責めました。
接種後腫れた部位はどんどん腫れて膿んでいき、医大に受診した接種後7日目くらいには急速にカサブタのようになり、周りは皮が向けたようになっていました。
Dr.はこれをgradeが進んでいる、と言っておられ、症状が激しいのでコッホ現象である可能性が高いとの診断でした。
接種後7日目
その後 、年内のうちにカサブタは枯れていき、正月くらいには、肌はかさかさしいてるけどこのまま跡が消えていきそうだなーという状態になりました。
接種後11日目(クリスマス)
接種後19日目(1月2日)
だいぶ綺麗になって来ました。
一度治りかけた接種部位がまた…?
ところが!接種後20日目にあたる正月3日目くらいから、
「あれ?また腫れて来てる?」
接種後20日目
接種後27日目
一度平らになっていた接種部位が又プックリし始めて、日を追うごとに赤く大きくなっていきます。
接種後29日目、医大再受診。
それまでに夫さんと話して、「T-Spot(T-スポット)検査の結果が陽性だったら胃液採取の検査を受けよう」
と決めて、娘と2人、朝から向かいました。
スポンサーリンク
Array Array
二相式の反応で偽コッホ現象との診断!
受診の結果、前回の検査で胸部レントゲン検査問題なし。T-Spot(T-スポット)検査も陰性でした。
Dr.に
「胃液採取の検査はどうしますか?」
と聞かれた時、
「実は一度枯れた接種部位がまた腫れて来たんですけど…」
と伝えると、エッとちょっと驚かれた様子。
現在の部位を見ていただき、これまで毎日撮ってきた接種部位の経過の写真を見ていただくと、
「偽コッホ現象ですね」
と!
えーそうなの?嬉しいけどなんで?
「一度反応してそれが落ち着いて、また反応がでる、二相式の反応が出てます。
最初の反応がニセだったということです。最初の反応がここまで激しいのは珍しいですけど」
「薬の服用も必要ないと思います。3月に再度見せていただいて何もなければ問題なしということで」
急転直下!って感じでした。
胃液採取のこと、薬のこと、色々頭いっぱいで受診しましたが、帰りは足取り軽やかでした。
その数日後、保健所にも出向き(呼ばれたので)ました。
医大の結果は伝わっており、保健所からも服薬しないでいいとお墨付きを頂きました。
「偽コッホ現象はどうして出るんですか?」
と聞いたところ、アレルギー的な反応だったり、近い時期に接種したのほかの予防接種の影響だったり、非結核性の菌に感染した影響だったり色々あるそうです。
その後も部位の腫れ、かだぶた化は1回目のように、でも1回目よりも長期間続いていきました。
接種後35日目(再度腫れ始めてから15日目)
接種後45日目(再度腫れ始めてから25日目)
接種後52日目(再度腫れ始めてから32日目)
3月の再受診でも問題なし。2月の誕生日も楽しく祝いました。
本当に、怒濤の3ヶ月でした。
でもやっぱり、BCG接種をもう少し早くしてたらこんな騒動にならなかったのかなーと今でも思ったり。
わかりませんけどね。