グアムに家族旅行に行くことが決定した時、娘ちゃん2歳の幼児。
海外初の娘ちゃんと、パスポートの有効期限が切れて3ヶ月経ってた夫さん、2人分のパスポート申請が必要でした。
乳幼児(子供)のパスポート申請は初めてのことなので、「必要書類は?」「乳幼児の本人確認書類って何を使うの?」「乳幼児は字を書けないけど申請書類は代筆でいいの?」などなど、疑問は尽きず。
今回、実際用意した必要書類や、パスポート申請の方法・手順など記事にまとめましたので、同じように疑問を持たれた方の手助けになったら嬉しいです。
もくじ
乳幼児のパスポート申請の必要書類
乳幼児であってもパスポート申請に必要な書類は大人と一緒です。
- 一般旅券発給申請書(パスポート申請書) 1通
- 戸籍抄本又は謄本 1通
- 写真 1枚
- 本人確認書類 (コピー不可)※書類によって必要数が違います
乳幼児のパスポート申請書の入手方法と種類
【パスポート申請書の種類】
パスポート申請書には5年用と10年用がありますが、満20歳未満は、5年用しか申請できません。乳幼児は5年用を選びます。
【パスポート申請書の入手方法】
申請書は旅券センターだけでなく、最寄りの市役所などでももらえます。書き仕損じた時のために、2、3枚貰っておくことをお勧めします。
また、最近は外務省のホームページから、必要事項を入力した上でダウンロードし、自宅のプリンターで印刷して作成できるようになりました。
【外務省】パスポート申請書ダウンロード
こちらを使った場合でも、署名欄は手書きでの記入が必要です(下記参照)
乳幼児のパスポート申請書の記入方法(代筆方法)
乳幼児は字が書けないので親が代筆します(小学生未満は署名の代筆が認められています)
パスポート申請書には必ず本人が書かなければならない欄があります。
申請書の表と裏、(1)〜(4)の4カ所ですが、実際、乳幼児のパスポート申請時に記入が必要なのは(1)〜(3)です。
※(4)は代理申請の時のみ記入する欄です。子供を連れて行かない代理申請の場合でも未成年のパスポート申請時には記入不要なので、乳幼児のパスポート申請時には記入不要です。
(1)(3)は申請者の署名欄ですが、小学生未満の場合は親の代筆が認められていてます。代筆を親がしたことを記入します。
【例】(1)の署名欄。子供(高齢 娘子)の署名を母(高齢 母美)が代筆する場合。
この(1)の署名欄は、パスポートに転写される部分で、書き仕損じたら新しい申請書に書き直しなのでよく注意して丁寧に書きましょう!
枠からはみ出したり、なぞりやかすれもダメみたいです。
(3)は申請者署名欄に申請する乳幼児の名前、その下にある法定代理人の署名を欄に親の名前を記入します。
(2)は刑罰のチェック欄。「本人又は法定代理人が記入してください」との指示があります。親がチェックします。
戸籍抄本又は謄本とは
戸籍謄本…家族全員の戸籍事項が記載されている。
戸籍抄本…個人1名分の戸籍事項が記載されている。
同一戸籍内にある2人以上の方が同時に申請する場合は、戸籍謄本1通で共用できます。
今回、夫さんと娘ちゃんの同時申請したので、戸籍謄本一通持って行きました。
戸籍が他県にある場合は、在籍する市役所に郵送してもらえます。
パスポート写真の作成について
切ったり貼ったりせず、そのまま持って行きます。
顔の大きさや位置、表情や影、画質など規格が厳しく、乳幼児の写真撮影はなかなか難しいです。じっと写真を撮らせてくれないので。
我が家は自宅でデジカメで撮影して、コンビニで30円でプリントアウトしたもので申請受理されました。
乳幼児の本人確認書類の種類
マイナンバーカードがあれば、それ1点でOKです。
でも乳幼児のうちはマイナンバーカードを作っていない人が多いと思います。
その場合、2点提示が必要なものから、
- 健康保険証
- 母子手帳
の2つを選んで申請に使うことができます。
健康保険証について
会社員などが持つ協会けんぽなどの健康保険証にはもともと住所の印字がなく、裏にある記入欄に個人が自署しているのが普通だと思います。
我が家もそうですが、それで問題ありませんでした。
母子手帳について
母子手帳は、市町村長の出生届出済証明がなされている必要があるようです。
娘ちゃん、生まれた県と今住んでる県が違うので、母子手帳には生まれた市町村での出生届出済証明が貼り付けられていました。
今住んでる県でパスポート申請するのに、出生届出済証明は他府県のもので大丈夫かな?とちょっと心配だったんですが全く問題ありませんでした。里帰り出産で他府県で産んだ人も大丈夫!
住民票はいらないの?
申請する県で住民登録している人は住民票は不要です。
住基ネットで確認できるそうです。
住民票も300円するしね。助かります。
パスポート申請は親だけでもOK
パスポートの受け取りは絶対本人が行かなければなりませんが、パスポート申請は代理人でOKですので子供を連れて行かなくてもできます。
でも未成年者の場合は、法定代理人(親権者等)が代理で提出する場合には記入不要だそうです。(法律上、代理権限があるため)
必要書類を揃え、最寄りのパスポート申請窓口へ持っていきます。
必要なもの
- 一般旅券発給申請書(パスポート申請書) 1通
- 戸籍抄本又は謄本 1通
- 写真 1枚
- 本人確認書類 (コピー不可)※書類によって必要数が違います
- 親の本人確認書類
- ※申請時には手数料の支払いはありません。受け取り時に必要な手数料(印紙)の購入はできます。
申請には時間がかかるので注意
パスポート申請に2歳の娘ちゃんを連れて行きました。
たまたま空いてて比較的すぐに申請書を見てもらえましたが、それでも夫さんのと2人分なのもあり、手続き終了までに30〜40分かかりました。途中で飽きてウロウロしちゃって結構大変でした(苦笑)
混む日は待たされるし、子供さんを預けて行ければその方が楽だと思います。
申請受付後に申請受理票をもらいます。これと引き換えにパスポートをもらうので紛失しないよう注意!(印紙を貼って受け取りの時に持っていきます)
パスポートの受け取りは子供も連れて
必要なもの
- 子供(笑)
- 申請受理票
- 手数料(印紙購入費)
必ず本人が受け取る必要があるので子供を連れていきます。
受け取りは申請の時ほど時間がかからないので問題ないと思います。
手数料は印紙で払います
申請窓口近くに印紙販売所があると思うので、そこで印紙を買って(私は申請の時に買っいましたが)、申請受付後にもらった申請受理票に貼り付けてパスポート受け取りの時に持参する形です。
我が家の場合、パスポート申請手数料
娘ちゃん 6,000円(12歳未満、5年旅券)
夫さん 16,000円(10年旅券)
合計、22,000という痛い出費でした(泣)
結構苦労した乳幼児のパスポート申請でしたが、可愛い2歳児の写真の載ったパスポートを手にした時は感動しました!
これから乳幼児のパスポート申請を予定されてる方の参考になったら嬉しいです!