夕飯とお風呂を済ませて、あとは寝るだけというくつろぎの時間に娘ちゃん(小学一年生)が唐突に言いだしたんです。
「学校やめたい」「行きたくない」って。
もくじ
「学校やめたい」と言われた時の親の心境
ドキーッとしましたよね!
「しんどい」「休みたい」は普段から時々いう子なんです。
都度話を聞いてはだいたいほぼ、サボりたいだけという事が多いので、「休みたい」には慣れてたんですが。
ちなみに、それで実際に休ませたことはありません。
「楽しいことあるよ!」とか、「帰ったらママと◯◯しよう!」とか言って送り出してます。
帰りには大体ご機嫌。
でも「やめたい」は初めて。
いつものサボりたいなのか、何かいつもと違う事情があるのか。
ちょうどここ数日、担任の先生がご病気でお休みしてて代わりの先生が来てたりするので先生が合わないのか?
お友達トラブルか??
勉強がつらいのか??
いろいろ駆け巡りました。
娘に理由を聞いてみると
おばけ出たり怖い場所があったりするの?
何が怖いの??
聞いてもはっきりと答えない娘ちゃん。
言いたくないのかな??無理に聞き出すのは無理かな、と思ったので
お布団で???まあいいけど…。
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娘が打ち明けた心の悩み
で、寝るときに(一緒に寝てます)常夜灯にして再度聞いてみました。
図書室で本を読むと、読んだ本と感想を記録する「読書通帳」なるものがあって、それをなくしてしまったので学校に行けないということでした。
『そんなこと??』と思いましたが、この時の娘ちゃんは本当に思い詰めた顔をしていてこっちが切なくなりました。
いっぱい本読んで通帳に書いてた?大事にしてたなら悲しいね(悲しさに共感しなきゃ!と思ってとってつけたように言った(笑))
あ、人のものはなくしちゃだめだよ(とってつけたように(苦笑)躾って難しい)
この話が終わって、誇張なしで10秒くらいで娘ちゃん寝ちゃいました。
安心したんだろうな〜。
子供の悩みについて考える
こんな些細なことで、とも思いましたが、自分が子供の頃を思い返すと、本当にしょうもないことで『どうしよう』『怒られる』ってなってたな、って気づきました。
私もドリルをなくして、先生にも親にも言い出せなくて…夜眠れないほどドキドキしたなあ。
時代もあるでしょうが、先生も親もよく怒ったし怖かったんですよね。
娘ちゃんが「ママ怒られるかも」「先生に怒られるかも」と小さな胸を痛めて「学校やめたい」まで思いつめていたと思うと可哀想で切ないです。
些細なことと、重大なことの区別もまだつかないんですよね。
経験値が増えて行くと、変わってくると思うんですが、悩んだときに常に相談しやすいママでありたいと強く思いました。
今回も、帰宅時から寝る前まで、ずっと心配しながら相談できなかったんですもんね。
「なくした」って言ったらママに怒られるって思ってたんだろうな〜。
毎日のように怒ることが多いので、それでも『肝心なときにはちゃんと怖がらず相談できる』関係になるにはどうしたらいいのかな。
とりあえず小さなことでも、きちんと話を聞いて行こうと思います。
結局どうなったか
結局次の朝、読書通帳は自宅で見つかって、娘ちゃんはニッコニコで登校して行きました。
冬休みに「本を読んだら書きましょう」って言われて持って帰ってきて、それをランドセル置き場にクリアファイルに入れて置いてあったんですね〜(笑)
本人が本を読まないもんだから、気づいたのが三学期始まってだいぶ経ってからになったと言う…。
ママにすぐ相談してくれたら早い段階で見つかったのに。
やっぱり、相談しやすい環境作りをしなきゃですね。