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小学一年の娘に「学校やめたい」「行くの怖い」と言われた時の話

育児 - 小学校

 

夕飯とお風呂を済ませて、あとは寝るだけというくつろぎの時間に娘ちゃん(小学一年生)が唐突に言いだしたんです。

 

「学校やめたい」「行きたくない」って。

 

「学校やめたい」と言われた時の親の心境

 

ドキーッとしましたよね!

「しんどい」「休みたい」は普段から時々いう子なんです。

都度話を聞いてはだいたいほぼ、サボりたいだけという事が多いので、「休みたい」には慣れてたんですが。

ちなみに、それで実際に休ませたことはありません。

「楽しいことあるよ!」とか、「帰ったらママと◯◯しよう!」とか言って送り出してます。

帰りには大体ご機嫌。

 

でも「やめたい」は初めて。

いつものサボりたいなのか、何かいつもと違う事情があるのか。

ちょうどここ数日、担任の先生がご病気でお休みしてて代わりの先生が来てたりするので先生が合わないのか?

お友達トラブルか??

勉強がつらいのか??

いろいろ駆け巡りました。

 

娘に理由を聞いてみると

 

どうしたの?なにか嫌なことあるの?

学校こわい
何が怖いの?お友達?先生?
(だまって首を振る)
お勉強が嫌?お勉強難しい?
勉強は難しくない
(はっ!まさか霊的な何か怖いとか??)

おばけ出たり怖い場所があったりするの?

図書室の…
(図書室に霊が???)

何が怖いの??


聞いてもはっきりと答えない娘ちゃん。

言いたくないのかな??無理に聞き出すのは無理かな、と思ったので

 

じゃあ、話したくなったら聞くからいつでも言ってね。でも明日は学校行こうね。ママが送って行こうか?

行く道が怖いんじゃないからいい。寝るときお布団で言う

 

お布団で???まあいいけど…。

 

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娘が打ち明けた心の悩み

 

で、寝るときに(一緒に寝てます)常夜灯にして再度聞いてみました。

 

どうして学校やめたいの?なにか怖いの?

言うと怒るかも、怖い〜(布団を頭まで被って)
怒るって誰が?ママが?先生が?(私が怖いんやろか(汗))

どっちも
絶対怒らないから言ってみ

先生が本を読んだら通帳に書いてねってみんなに言ったの。でも私いつも音楽バッグに入れてるんだけど通帳がないの。図書室でなくなったの。学校行きたくない

 

図書室で本を読むと、読んだ本と感想を記録する「読書通帳」なるものがあって、それをなくしてしまったので学校に行けないということでした。

『そんなこと??』と思いましたが、この時の娘ちゃんは本当に思い詰めた顔をしていてこっちが切なくなりました。

 

なくなっちゃったのね。でもどこかで落としたらお名前書いてるし、誰かが気づいて拾ってくれると思うよ。カバンや机の中にきっとあるんじゃないかな〜。ほら、よく本の間からなくなってたものが見つかるじゃない、あなた。音楽バックに入れてたなら音楽の本の間にあるかもよ。

いっぱい探したけどないの〜〜(半泣き)
無くなっても大丈夫だよ!先生にお願いしてまたもらえばいいよ。ママが連絡ノートに書いてあげるから(過保護かな?と思いつつ)うっかりなくしてしまうなんて大人にでもあるんだから、そんなことで先生も怒らないよ、先生そんなことで怒ったことないでしょ?

怒ったことないけど…連絡帳にまだ書かないで
別にいいけど。明日もう一回探して見なよ。絶対あるから。それでもなければ新しいのもらおう。

いっぱい本読んで通帳に書いてた?大事にしてたなら悲しいね(悲しさに共感しなきゃ!と思ってとってつけたように言った(笑))

ううん、全然書いてなかった
(書いてないんか〜い)でもまあ、なくすと悲しいね。ものは無くさないように注意しようね。でも、なくすことはよくあることだし、誰も怒らないから心配しなくていいよ、心配だったら連絡帳に書いておくから。

 

あ、人のものはなくしちゃだめだよ(とってつけたように(苦笑)躾って難しい)

うん(安堵の表情)

この話が終わって、誇張なしで10秒くらいで娘ちゃん寝ちゃいました。

安心したんだろうな〜。

 

子供の悩みについて考える

 

こんな些細なことで、とも思いましたが、自分が子供の頃を思い返すと、本当にしょうもないことで『どうしよう』『怒られる』ってなってたな、って気づきました。

私もドリルをなくして、先生にも親にも言い出せなくて…夜眠れないほどドキドキしたなあ。

時代もあるでしょうが、先生も親もよく怒ったし怖かったんですよね。

 

娘ちゃんが「ママ怒られるかも」「先生に怒られるかも」と小さな胸を痛めて「学校やめたい」まで思いつめていたと思うと可哀想で切ないです。

 

些細なことと、重大なことの区別もまだつかないんですよね。

経験値が増えて行くと、変わってくると思うんですが、悩んだときに常に相談しやすいママでありたいと強く思いました。

 

今回も、帰宅時から寝る前まで、ずっと心配しながら相談できなかったんですもんね。

「なくした」って言ったらママに怒られるって思ってたんだろうな〜。

 

毎日のように怒ることが多いので、それでも『肝心なときにはちゃんと怖がらず相談できる』関係になるにはどうしたらいいのかな。

とりあえず小さなことでも、きちんと話を聞いて行こうと思います。

 

結局どうなったか

 

結局次の朝、読書通帳は自宅で見つかって、娘ちゃんはニッコニコで登校して行きました。

 

冬休みに「本を読んだら書きましょう」って言われて持って帰ってきて、それをランドセル置き場にクリアファイルに入れて置いてあったんですね〜(笑)

本人が本を読まないもんだから、気づいたのが三学期始まってだいぶ経ってからになったと言う…。

 

ママにすぐ相談してくれたら早い段階で見つかったのに。

やっぱり、相談しやすい環境作りをしなきゃですね。

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