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ドラマ『不協和音』原作との違いは?視聴率と続編の可能性【田中圭・中村倫也】

本・映画・ドラマ

刑事ドラマ不協和音

 

3月15日にテレビ朝日系列で放送されたドラマ『不協和音』

田中圭さん中村倫也さんが共演する兄弟バディものと前評判も高くて楽しみにしてました!

実際めちゃくちゃ面白くて、あっという間の2時間!!原作も読んでたんですけど、目一杯楽しみました。

(※2020/3/17、視聴率に関して追加更新しました)

 

原作とドラマの内容は一緒なのかな?

続編はあるのかな?と疑問に思った人もいるのでは?

 

ここから先はネタバレがあるので、未見の方やネタバレが嫌いな方は閲覧をご遠慮ください。

 

原作とドラマ、同じ点・違う点は?

 

原作は大門剛明による小説『不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳』

 



不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳 (PHP文芸文庫) [ 大門剛明 ]

 

原作は京都が舞台なので、主人公の所属する警察署が『太秦署』ですがドラマでは『月島東警察署』になってます。

 

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キャラクターの違い

 

  • 川上祐介【田中圭】32歳・刑事

原作では…

身長182センチ。「分厚い胸板」との描写あり。「武道ではなくトレーニングジムで鍛えた筋肉」「岩石のような顔」

ドラマでは…

田中圭さんは、身長178センチ。

鍛えておられて某ドラマでは『謎のいい体』なんて言われてましたので胸板などは厚そうですが、「岩石のような顔」ではないかな〜。原作の祐介はイケメン設定ではないようです。

 

高校卒業後、警察に入り生活課や交番勤務。30歳をすぎて刑事に、といった経歴は原作もドラマも一緒。

原作では、それなり大学に入れる学力はあったが年金暮らしの祖父母に世話になっているので進学を諦めたらしい描写があり、「しゃべり方がインテリぽい」と上司の有村に指摘されています。この辺もドラマとは違いますね!

 

実直で熱くなりやすい設定は原作もドラマも一緒ですが、ドラマの方がコミカルで可愛いシーンが多いです。田中圭さんが演じてるからな〜♡

ドラマより原作の方がやや影がある感じ。ドラマであったちょっと笑えるセリフや可愛い仕草は原作にはあまりないです。

 

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  • 唐沢真佐人【中村倫也】31歳・祐介の弟・検事

原作では…

「体格は祐介と比べ物にならないほど華奢」「きめ細かい白い肌」「女性のような綺麗な顔」との描写あり。原作でも眼鏡をかけています。

ドラマでは…

中村倫也さんは身長170センチ。

178センチの田中圭さんと比べたら、確かに小柄に見えますが、華奢という感じではないかな。白い肌、綺麗な顔はそのままですね♡女性的ではありませんけど。

 

東大出のエリート検事、という経歴は原作もドラマも一緒

原作では大学在学中に司法試験に受かったとの描写もあり。

切れ者でソツがないけど、皮肉屋で人の痛いところをつくのが上手い感じはは原作通り。中村倫也さん、かなりイメージ通りです。

でも原作の時は「なんでこんな嫌な言い方するんだろう💢」って思いながら読んでたけど、ドラマだと「ス・テ・キ」ってなるのは何故だ。中村倫也だからか。

 

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  • 宇都宮美桜【趣里】28歳・弁護士

「小柄で20代半ば。球体のような小さな頭部で、スーツ姿がリクルート中の学生みたい」との描写あり!ドラマの趣里さん、原作のイメージ通り!

人権意識が高く、違法捜査があると感じると祐介に噛み付いてくる、という点もドラマと一緒。

 

原作では最初の事件で初めて祐介と顔を合わせるんですが、ドラマではすでに顔見知りになっててだいぶ距離が近くなってました。

「キャンキャン」と祐介はあだ名で読んでましたが(笑)原作ではそういう描写は全くなし。

 

  • 加藤 博行【生瀬 勝久】58歳・交番勤務の巡査長

この人の設定や、関わる事件は原作とドラマで大きく違います。

ドラマでは祐介とは家族ぐるみの旧知の仲でしたが、原作ではある事件で初めて祐介と出会います。

 

原作では…

祐介は誰にも父親が大八木宏邦であることを話していなかった、そのことを加藤は祐介の話し方から察してしまう。加藤は大八木をよく知っていて尊敬していた。

そんな加藤から父の話を聞き、祐介は加藤を信頼し心を開いていく…という感じです。

 

町田 琉太の事件も、原作では…

窃盗をした琉太を加藤が取り調べ→琉太が車で逃げたのを加藤がパトカーで追う→琉太がハンドルミスで死亡→直後に加藤が琉太の遺体を調べていた→実は琉太に拳銃を奪われ、それを取り返していた→真佐人にヒントを与えられた祐介がその事を暴き、加藤は警察官を辞職する、という事件の流れがあります。

ドラマとだいぶ違いますね!

でも、どちらの加藤も、祐介のよき理解者で懐の深い人物に描かれています。祐介も尊敬している。

 

ドラマの祐介は旧知の仲だけあって、加藤になんでも話したり、ご飯までご馳走になっててすごく良き!でした!甘えてるね!

続編があったら加藤も続投してほしいな〜!

 

  • 平松 樹生【笠松 将】28歳・交番勤務の巡査

原作では…

祐介より4つ下。交通課で一緒だったことがある旧知の仲。

癖の強い髪に大きな頭。実は京大出身(!)だがキャリアではなく交番勤務の地方公務員。それなのに「天職」と満足している変わり者、との描写あり。

 

ドラマでは…

祐介とは交番勤務で一緒だったようですね。

京大出身とかの経歴は描かれておらず、気のいい祐介の弟分みたいな感じが強調されてます。二人のやりとりもコミカルで可愛いかった♡

 

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印象的なシーンの違い

 

  • 祐介と真佐人の再会のシーン

「20年ぶりか」「21年ぶりですね」は原作にもあり!一緒です!

 

  • 祐介が真佐人に謝ろうと思って待つシーン

田中圭さんがなんといって弟に声をかけようか、悩んで一人芝居してるシーン。すごく可愛くて面白かったですよね!!本当に田中圭はコメディ上手いな!

 

原作でも日付が変わるまで待たされるんですが(笑)こんなコミカルなシーンはありません。会話の流れは概ね一緒。

「敬語はやめろ」「わかったよ、これでいいか兄貴」はあります!

原作では真佐人は口を緩めて言うんですが、ドラマでは舌打ちされてましたね(笑)

 

  • 兄弟喧嘩のシーン

祐介が真佐人に放火現場に呼び出され、その後二人が殴り合いの喧嘩をするシーン。

原作ではもっと子供の喧嘩みたいに乱戦したとする描写があり(金的とか…(笑))、体格差にもかかわらず互角な所、祐介のやけ気味の一撃が真佐人に決まって真佐人の方が倒れます。

ドラマでは、華麗に真佐人が祐介を返り討ちにしてましたね(笑)

中村倫也さんの仕草がかっこよくて素敵でした♡が、ぐちゃぐちゃの子供の喧嘩みたいになってる二人も見てみたかった!

 

  • 父親のハンドル操作と真佐人のハンドル操作が一緒

これは原作でもあります!

ラストで祐介が運転する真佐人の手元を見て気づき、弟も自分と同じ気持ちで父親の冤罪を信じておらず、父の汚名を注ぎたいと思っているんだと気づくシーン。泣けます。

 

  • 兄弟で二段ベッドや欄干をコンコンと叩くシーン

ラストで別れる時に「コンコン」「コンコンコン」と欄干を叩き合うシーン!!

二人の絆の深さをを象徴するような感動的なシーンでしたよね!

この「コンコン」は原作にはありません。

 

続編の可能性は?

 

原作的には

 

ドラマでもそうですが、原作でも『父親の事件は冤罪だったのか?』という一番大きな謎が未解決なままなんですよね。

原作では、この大きな謎が根底にありながら、数々の事件が起こりそれぞれの謎が明かされていく。

まだ、ドラマでは描かれていない面白い事件がいくつか残ってます

 

また、

今回ドラマ化された原作は2016年3月7日発売されているんですが、今年の5月に続編の発行も決まっているようです!

 



不協和音 2 (PHP文芸文庫)

 

ドラマ的には

 

放送前のコメントで田中圭さんが

『今回は、最終的に「この兄弟をもっと見たい!」と思わせる作品にすることが僕の理想』

不協和音公式サイトより引用)

とおっしゃってるので、『テレ朝的に続編を見据えているのかなあ』、という気がします。好評だったら続編(スペシャル2時間枠か、連続ドラマか?)の可能性大?

 

テレ朝の人気刑事物シリーズ、「相棒」も「土曜ワイド劇場」で単発ドラマとして放送されて連続ドラマとしてシリーズ放送が始まってるので期待大デス!

 

(番外)占い的に…

 

2018年12月20日放送の『ぐるナイ・ゴチ大清算!』でゲッターズ飯田さんが出演者の2019年を占ったんですけど、田中圭さんに対して

「代表作なるものだったり、あとすごく長くなるようなものが決まるっていうのが2019年」

って言ってるんですよね!

去年は「あなたの番です」のヒットがあったし、続編としての「おっさんずラブin the sky」などがあったのでそのことかな〜と思ってたんですけど、「不協和音」のことだったのかも??撮影は2019年だし!

…占いが当たってたらの話ですけど(笑)

 

視聴率は?

 

視聴率は、裏番組に「テセウスの船(9話)」「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う(最終回)」「行列のできる法律相談所中居正広が緊急参戦!」があったので厳しいかな、とは思います。

 

ちなみに3月15日の裏番組の視聴率

テセウスの船(TBS):第9話  14.9%(21:00-21:54)

行列のできる法律相談所(日テレ):15.4%(21:00~21:54)

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う(日テレ):第10話  8.4%(22:30-23:25)

日曜THEリアル!世界法廷ミステリー14女たちの逆転判決(フジ):6.3% ( 20:00~21:54 )

(参考サイト:ドラマ視聴率速報 バラエティ視聴率速報)

 

「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」は視聴率一桁ではありますが、田中圭さんも友情出演していたので、田中圭ファンのリアルタイム視聴が流れた可能性がある思います。

 

よく注目度の指標にされるツイッタートレンド入りは果たしたようです。

 

4月期は田中圭さんも中村倫也さんも主演ドラマが控えているので、7月期以降、スペシャルドラマか連続ドラマで放送するんじゃないかと私は期待しています!!

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